痩せられない女性にありがちなダイエットの勘違い

世の中には色々ダイエットの情報がありふれているせいで、間違ったことや勘違いした方法のダイエットをやってしまっている女性も数多くいます。この記事ではダイエットによくありがちな勘違いをご紹介しています。

1.ダイエットがうまくいかない理由

「ダイエットを頑張っているのに全然痩せられない・・何かやり方が間違ってるのかな・・?」

あなたはこんな風に今やっているダイエットに不安になっていませんか?

痩せるために頑張っていることが、実は全く逆効果なんていうこともあります。痩せるどころかむしろ、自分の体をどんどん悪くしてしまったりなど。

2.痩せるために最低限必要なこと

痩せるために絶対必要なことは正しい知識です。

ダイエットはよく「自分に合った方法で行うことが大切」という言い方がされます。しかしそれは正しい知識に基づいてこそです。

私は女性のダイエットを専門的に指導していますが、間違った情報をもとにしたダイエットで全然痩せられない、むしろ太りやすくなったという女性を数多く見てきました。

せっかくやる気を注ぎ、時間やエネルギーを注いでも、やっていることそのものを勘違いしていたら、結果は出ません。

そんな事態にはならないためにも、まずはよくあるダイエットの勘違いについてまとめてみました。

3.よくあるダイエットの勘違い

3ー1.食事編

1.脂質はダイエットの敵

■摂るべき脂質と避けるべき脂質がある。

一昔前のダイエットなら「脂質はダイエットの敵、できるだけ脂肪分は摂らないように」ということが言われていました。

しかし脂質は摂らない方がいいというのは間違いです。ダイエット中でも脂質はしっかり摂る必要があります。

なぜなら私たちの細胞を包んでいる細胞膜は脂質で出来ているからです。(リン酸とコレステロール)脂質を摂らないとハリがなく老けたような痩せ方になってしまいます。

■摂るべき脂質
・オメガ3:亜麻仁油、エゴマ油、青魚
・オメガ9:オリーブオイル、ごま油

■避けるべき脂質
・オメガ6:サラダ油、大豆油、コーン油
・トランス脂肪酸:マーガリン、ショートニング
・動物性脂質:肉の脂身

問題は摂る脂質なのです。体に悪い脂質を取らないように制限し、体に良い脂質を積極的に摂ることが大切です。

2.朝食はしっかり食べた方がいい

■朝食は軽めが基本

朝食をしっかり食べることは間違いです。朝は人間の体のリズムの中で排泄の時間帯です。

朝からしっかり食べてしまうと消化に酵素を大量に消費してしまい、その日1日の代謝に使う酵素量が減って代謝が下がってしまいます。

朝食に関しては「健康的な理想の朝食とは」をご参照ください。

3.ダイエット中はプロテインは摂ったほうが良い

■特に女性のダイエットでは特に必要なし

筋肉量を増やしてどんどんビルドアップしていきたい(特に男性)というのならプロテインは必要になってきますが、女性のダイエットではほぼ必要はありません。

普通の食事からの摂取で十分です。仮に「通常の食事では足りないからプロテインで補う」というのであれば、なおさらプロテインではなく、普段の食事でタンパク質をしっかり摂取するように見直すべきです。

プロテインは確かにタンパク質摂取だけを考えれば最適ですが、メリットだけではなくデメリットも理解することが大切です。(主流となっているホエイプロテインが腸に与える影響やタンパク質を大量に摂ることの腎臓への影響など)

4.食べなければ痩せる

■筋肉量も一緒に落ちてしまう

食べなければ体重が落ちるのはもちろんですが、その時一緒に筋肉量も落としてしまいます。痩せるというのは体脂肪が減ることです。食事を抜いたダイエットでは筋肉量も落ちてしまいます。

そうすると代謝が下がり、最初のうちは体重が落ちていたけど、一週間くらいしたら全然落ちなくなった・・、こんな状況に陥ったりします。またなにより痩せ方が健康的ではなく、ボディラインも貧相で老けた感じになってしまいます。

5.野菜ジュースで栄養バランスを摂る

■野菜ジュースでは野菜そのまま食べるのと同じ効果はない。むしろ市販の野菜ジュースは太りやすい

市販のパックなどの野菜ジュースでは野菜の代わりにはなりません。製造過程で重要な「酵素とビタミン」は失活しています。

むしろ保存料や甘味料などで逆に太りやすい体を作ってしまいます。野菜ジュースは太るか太らないかといったら太る飲み物なのです。同様に野菜ジュースで置き換えダイエットもNGです。

6.水を飲むと体重が増えるから控えている

■脂肪燃焼に水は絶対に必要。

水を飲んでも太りません。体重が増えたとしても身体の水分量が増えただけです。太るというのは体脂肪量が増えることを言います。

またしっかり水分を摂取しないと効率よく脂肪は燃焼してくれません。「体重が増えるから・むくむから」こういった間違った思い込みで水分を控えてしまうと、逆に痩せにくくなりますし、健康にもよくありません。

水をたくさん飲むとむくむというのも間違いです。水分摂取が少ない方がむくみます。ダイエットの時こそ運動をしているということもあり、より積極的に水分を摂る必要があります。

3ー2.運動編

1.有酸素運動の後に筋トレをしている

■効果的な脂肪燃焼のためには筋トレ→有酸素運動の順。

有酸素運動と筋トレは順番が非常に重要になります。効果的に痩せるのは『筋トレ→有酸素運動』の順です。

筋トレをすると成長ホルモンが分泌されますが、成長ホルモンには脂肪を分解する働きがありますので、有酸素運動時の脂肪燃焼が効率よく行われてくれるのです。

詳しくは「有酸素運動の脂肪燃焼効果を高める方法」をご参照ください。

2.有酸素運動はできるだけゆっくりの方が脂肪が燃える

■同じ時間を行うのであれば強度は高いほうが良い。

「有酸素運動はゆっくり歩くくらいのほうが脂肪が燃えて効果的」そんなことを聞いたことありませんか?しかし実際は強度が高いほうが間違いなくより脂肪は燃焼します。

何分も持続できないほどの強度(全速力など)で行うのは目的が変わってしまうので、脂肪燃焼には適していませんが、ゆっくり歩くよりもう少し早いペースのジョギングの方が脂肪燃焼効果が高いことは明らかです。

だからと言ってペースの速いランニングをいきなりしては負担が大きいのも事実です。なので最初は早歩きくらいから始めて、徐々にジョギング、ランニングと体力レベルの向上に合わせて、ペースを上げるようにしていきましょう。

「ウォーキングなどの有酸素運動を頑張っているのに一向に痩せない」それはもしかしたら強度が低すぎるのかもしれません。

3.筋トレをすると女性もムキムキになる

■気にせず積極的に筋トレをするべき。

女性の中には「筋トレをしてムキムキになったらどうしよう」という不安を持っている人がいます。しかしまずムキムキになることはありません。厳密に言えばムキムキになることもできますが、痩せること以上に大変です。

ダイエットのため、あるいはきれいなボディラインを作るために筋トレをするのであれば、気にせず積極的に筋トレをした方が美しく健康的な身体になります。

4.お腹を引き締めるためには腹筋運動

■お腹の脂肪燃焼には有酸素運動。

お腹を引き締めるには腹筋運動と思ってしまいがちですが、それはちょっと違います。気になるお腹の脂肪はおもに内臓脂肪です。お腹の脂肪を早くスッキリさせるためには脂肪燃焼効果が高い運動をしなくてはなりません。

それには腹筋運動より有酸素運動の方が効果的です。腹筋運動だけでは消費カロリーが低く、いつまでたってもお腹をスッキリさせることができません。

キレイなお腹を作るためには腹筋運動ももちろん必要ですが、有酸素運動を主体にして、腹筋運動も取り入れる形の方が早く引き締まります。

5.筋トレはよりきつい方が効果的

■目的にあった強度で行うことが重要。

筋トレはある程度負荷をかけることが重要ですが、自分の体力や身体状況にあったレベルで行うことが必要です。とにかくきつくすることだけ考えてやっていれば、オーバーワークや怪我の原因になります。

トレーニングには「斬新性」や「個別性」といった原則があります。そういったトレーニングの原則に沿って行うことが効果を最大限に高める秘訣なのです。

※斬新性:強度や頻度内容などを筋力の向上などに合わせて少しずつ上げていくこと
※個別性:性別や年齢、体力水準、障害歴、運動歴など個人的な特性を考量すること

3ー3.その他

1.サウナで汗をかけば痩せる

■サウナでかく汗=燃焼した脂肪ではない。

「サウナで汗をかけば痩せますか?」こんな質問を受けることがあります。体重は減るけど痩せるわけではありません。「痩せる」というのは体脂肪が減ることを言います。

サウナで汗をかけば体重は下がりますが、それは汗で水分が減ったからです。かいた汗=脂肪燃焼量に比例するわけではありません。運動してかいた汗でないならなおさらです。

4.まとめ

今まで当たり前だと思っていたことも多かったのではないでしょうか?ダイエットはほんのちょっとの違いで、2、ヶ月3ヶ月後の成果が大きく変わることも珍しくありません。だからこそ正しい知識を身につけることが大切です。