ファスティングでよくある5つの失敗例と成功するための心得

ファスティングで心配なのは失敗です。よくある失敗は大体5つのパターンに絞られてきます。この記事ではその失敗例と対策、そしてファスティングに成功するための心得を解説します。

1.ファスティングで多い失敗例

間食

ファスティングでよくある失敗は主に次の5つです。

  1. 空腹を我慢できず食べてしまった
  2. 食事会や会食などが入り食べてしまった
  3. 回復期間に食べ過ぎてしまった
  4. ファスティング終了後にどか食いしてしまった
  5. 体調不良

5はどんなに気をつけていても起きてしまうことがあります。対して1〜4は確実に避けられることで、ファスティングに対する取り組み方次第で防ぐことができることです。

1.空腹を我慢できず食べてしまった

比較的初日〜2日目に多いケースです。ファスティングで空腹感がつらいのは、初日から大体2日目までです。逆にそれ以降はあまり空腹感を感じなくなります。空腹が我慢できずに食べてしまう人はほとんど初日〜2日目に食べてしまっています。

空腹で挫折しないためには、いかに初日から2日目を乗り越えるかにかかっています。強い空腹感を出さないためには次のような対策が必要になります。

【注意点と対策】

・適切な準備期間を設ける
・ファスティング中は質の良い発酵ドリンクを使用する
・空腹感を感じやすい初日〜2日目はスケジュールを忙しくする
・女性の場合、生理明けに行う(生理前は避ける)

準備期間を作らずいきなりファスティングに入ると、強い空腹感が起きたり、頭痛や吐き気などの体調不良の原因にもなります。きちんと準備期間を設けることによって強い空腹感を抑え、ファスティングをしやすい状態を作ることができるのです。

また休みなどで何もしていない時の方が空腹感はつらく感じるので、あえて忙しくしている方が意識しないで済みます。

女性の場合生理前は過食しがちになりやすいので、心身リフレッシュする生理後に行うのがおすすめです。詳しくは「ファスティングは生理前・生理中・生理後どの時期が効果的?」をご覧ください。

2.食事会や会食が入ってしまった

ファスティング中に予定が入ってしまい中断してしまうケースです。友達や会社の同僚との飲み会などで中断してしまうパターンと、会社の業務上、どうしても重要な会食が急遽入ってしまい中断するパターンがあります。

急遽入ってしまった仕事上の重要な会食などは仕方がありませんが、仕事の同僚との飲み会やママ友のランチ会などは、この期間はファスティングをするという決断と強い意志があれば確実に防げることです。

【注意点と対策】

・ファスティングをすることを周囲に宣言する
・どうしても外せない仕事関連の会食の場合は、極力お酒、肉類、揚げ物などは避けるようにする

途中で食事会など入れてしまった場合は、ファスティングはそこで一度中断します。翌日からまた続けることはしないでください。この場合、再度1〜2日の準備期間を作ってからファスティングに入ってください。

3.回復期間に食べ過ぎてしまった

回復期間の食事にはルールがあります。禁止しているものを食べてしまったり、量を食べ過ぎてしまったケースです。

回復期間中に「ちょっとくらいなら」と量を多くしたり、食べてはいけないものを食べてしまうと、そこから歯止めがきかなくなり、崩れてしまうことが多いので注意が必要です。

【注意・改善点】

・正しい回復食を摂る
・決められた量だけ作るようにする
・家に余計な食べ物を置かない

ファスティング後の食のリハビリのような感覚で、丁寧に食事をしていくことを意識してください。

4.ファスティングが終わった後にどか食いしてしまった

通常のダイエットと同じパターンでいわゆるリバウンドの状態です。ファスティング後は体がリセットされてスポンジのような状態になっています。吸収がよく体に良いものを摂っていけば、良い体が作られていき、悪いものを食べれば悪い体が出来上がってしまいます。

だからこそ回復期間も含めて、ファスティングを終えた後の過ごし方が重要になるのです。ファスティングをすればそれで終わり、といった考え方だと、ファスティング後にあっという間に元の悪い食生活に戻ってしまいます。

【注意点・改善点】

・ファスティング後最低2週間は飲み会や食事会入れない
・ファスティング後、そのままダイエットを継続する

ファスティング後にそのままダイエットを継続する場合は、特別にきつい食事制限をする必要はありません。準備期と同じような意識で健康的な食生活を意識していきます。

5.体調不良

ファスティング中は体調の変化が起こることがあります。場合によっては強い頭痛や吐き気、かゆみや顔の吹き出物などが表れることもあります。

ファスティング中に起こる不調を「体が良くなっている副作用で好転反応」と言われることがありますが、それは少し違います。

確かに体がよい方向に変わってきている反応で出る症状もありますが、すべて好転反応というのは横暴です。ファスティング中に起こる不調の多くは事前の準備で防げることが多いのです。

体調不良はファスティングを中断する原因にもなりますし、その上体で仕事や日常生活を送るのも非常につらいものがあります。お腹が空く、力が出にくいといったこと以外は快適に過ごせるに越したことはないのです。

【注意点と対策】

・準備期間を設ける。(場合によっては少し長めに取る)
・ファスティング中に運動をする。(特に有酸素運動)
・普段から頭痛になりやすい人や皮膚アレルギーのある人は、専門家の指導のもとで行う。

2.ファスティングに成功する人と失敗する人の違い

ファスティングに失敗しやすい人の特徴

  • 簡単に痩せられると安易な気持ちで実践している
    ファスティングを正しく理解していない
  • 誘いを断れない人
  • 趣味や打ち込めるものがない

ファスティングに成功する人

  • ダイエットも含めて現在の自分の生活習慣を変えたいと思っている人
  • 健康意識が高い人

成功する人と失敗する人の大きな違いは「ファスティングに対する考え方」これに尽きます。

失敗する人は「ファスティングをすると簡単に痩せられるって聞くからちょっとやってみよう」と安易な気持ちで始めています。

成功する人は自分の習慣を変えるきっかけと考えています。ただ体重を落としたいとかだけでなく、本当に自分の体を良くしたいので、習慣を変える必要があると感じファスティングをしようと考えるのです。

3.ファスティングを始める前に必ずしておくこと

  • ファスティングについて正しく知る
  • ファスティングをする目的を明確にする
  • スケジュールを確認する

詳しく知ることで正しい方法を実践できる

何よりも重要なことはファスティングについて正しく知ることです。失敗するケースはファスティングについて無知なまま行ってしまっていることが大半です。

無知なままだと悪い方法を選んでしまいがちです。詳しく知ることでどういったやり方が良くないのかがわかり、避けることができます。自然と失敗しにくい正しい方法を選ぶことができるのです。

ファスティングをする目的を明確にする

何のために行うのか明確な目標がないと続きません。「何となく痩せたい」で実践すると挫折してしまいます。目的を明確にすればmファスティングをする必要が本当にあるのかもわかります。

スケジュールを確認する

必ずスケジュールは確認しておいてください。ファスティングはある程度の期間が必要です。ファスティング期間プラス2週間くらいは余裕が必要です。

例えば3日間ファスティングを行う場合、「準備2日、ファスティング3日、回復2日」の計1週間です。1週間終えたら通常の食事に戻っていきます。しかしファスティングを終えた後すぐに飲み会では、何のためにファスティングをしたのかわからなくなってしまいます。

ファスティングは終わったあとが特に重要です。良い体を作るために、1から食生活を築き上げていく意識が必要です。最低でもファスティング後2週間は飲み会や食事会などがないようにスケジュールを組んでください。

4.失敗が不安な人は短い期間から始めてみる

失敗が不安ならまずは短期間のファスティングにトライしてみましょう。ファスティングの日数は半日から最大で6日間まであります。(もっと長く行う方法もありますが、一般的なミネラルファスティングの場合は最大で6日間になります)

半日ファスティング

特に準備期間、回復期間も必要ないのでスケジュール的に手軽にできます。普段仕事で会食が多い人や飲み会の翌日は半日ファスティングがおすすめです。

大きなダイエット効果やデトックス効果は見込めませんが、胃腸を休ませる体調を整えることができます。半日ファスティングは継続して続けていくと、体調の変化や太りにくくなったなど体質の変化を感じられるようになります。

【半日ファスティングのやり方】

朝食:酵素ドリンクなどの代用食
昼食:通常通り
夕食:通常通り

昼食・夕食はできる限り揚げ物など油濃いものは避けるようにしてください。またアルコールも控えるようにしましょう。

1日ファスティング

1日代用食で過ごして、翌日はお粥やスープなど胃腸に優しいもので回復期間を作る計2日間のファスティングです。(準備を1日できればより理想的です)

普段から夕食が遅いなど胃腸に負担のかかりやすい食生活の人は、週に1回1日ファスティングで内臓を休ませる習慣をつくれると理想的です。

【1日ファスティングのやり方】

■1日目

酵素ドリンクなどの代用食で過ごす。(水は2リットル以上飲むこと)

■2日目(回復期)

朝食:お粥
昼食:お粥、梅干し
夕食:お粥、ぬか漬け、味噌汁

このように「食べることが当たり前」「お腹が空いているとストレス、不自然」という状態から「食べない時間を作り、空腹でいることが自然」という状態を作ってみるのです。

5.まとめ

ファスティングは正しく行えば失敗が少ない方法です。だからこそ簡単に痩せると安易に実践せずに、まずはファスティングについて正しく知ることを優先してください。