ファスティング中にサウナに入る際の注意点

「ファスティング中にサウナに入るのは効果的ですか?」意外によく受ける質問です。サウナに入った方がよりダイエット効果が上がるんじゃないかな?そんな風に思ったりもしますよね。ファスティング中は普段とは体の状態が違いますので、サウナに入る場合注意が必要です。この記事ではファスティング中のサウナの効果や注意点について解説していきます。

1.ファスティング中のサウナはOK?

ファスティング中のサウナについては、いくつかの注意点を守れば入っても構いません。

  • 高温のドライサウナはNG
  • 70℃前後の低温のミストサウナにする
  • 10〜15分くらいにして、長時間入らない
  • サウナ後に水風呂は入らない
  • こまめな水分補給をする

ファスティング中は体力を消耗しやすいので、高温のサウナは厳禁です。入るのであれば低温のミストサウナにしましょう。低温サウナであればサウナ後の水風呂も必要ありません。

また汗をかくぶん、こまめな水分補給は欠かさないでください(ファスティング中は体内に水分を溜め込む能力が低下しているので、脱水症状になりやすい)。

サウナはファスティング中に起きた不調を改善してくれるわけではありません。調子がすぐれない時は絶対に入らないでください。体調が良好の場合のみ入るようにしてください。

2.ファスティング中のサウナの効果

リフレッシュ

  1. 保温効果
  2. 発汗によるデトックス促進
  3. 血流促進による新代謝アップ
  4. 代謝酵素の活性化
  5. リフレッシュ、気分転換

2-1.保温効果

ファスティング中は摂取カロリーが少ないので、身体の熱産生量が減るため、体温も低くなりがちです。

特に冷え性の女性や冬場のファスティングは冷えを強く感じることがあるので、サウナで体を温めることは非常に効果的です。

冷えがあるとダイエット効果やデトックス効果も下がってしまうので、サウナやお風呂でしっかり温める必要があります。

2ー2.デトックス促進

サウナで汗をかくことで汗から排出する有害物質や毒素などの排毒効果が上がります。

特に体に蓄積された水銀、カドミウム、ヒ素、鉛などの有害ミネラルの排出には汗を掻くことが効果的です。

デトックスに有効なのは皮脂腺から出るサラサラの汗ですが、高湿度のサウナに入ると、毛穴が開きやすく、効率よく有害ミネラルを排出することができるのです。

2ー3.新陳代謝アップ

体が温まり、腎臓や腸の血流がよくなることで、新陳代謝が上がります。発汗以外にも排尿や排泄が促進され、より高いデトックス効果を得ることができます。

2ー4.代謝酵素の活性化

ファスティング中は消化酵素の分泌が抑えられ、代謝酵素の働きが活発になります(体内酵素を全て代謝に使える)。

体内酵素は体温が高い方が活発に働きます。例えば風邪の時などなぜ熱が出るかというと、体内酵素の働きを活発にして、ウィルスを排除しようとするからです。

サウナに入り体の深部から温まることによって、代謝酵素が活性化し代謝が向上するのです。

2ー5.リフレッシュ・気分転換

ファスティング中は普段とは違う生活ですので、どうしても緊張状態になったり、気が張ったりすることもあります。

サウナに入ることで、気分転換になりリフレッシュすることができます。また温度の低いサウナは緊張状態を解いたりする鎮静作用が働きますので神経が休まります。

3.ファスティング中の効果的なサウナの入り方

  • 中低温(70〜80℃くらい)のミストサウナ
  • こまめな水分補給
  • サウナに入る前にお風呂に入って体を温めておく

3ー1.中低温のミストサウナに入る

ファスティング中は高温のドライサウナは避けましょう。より体力消耗が大きくなってしまいます。70〜80℃くらいの高湿度のミストサウナでゆっくりと身体の深部から温め、毛穴を開くようにします。

3ー2.こまめな水分補給をする

ファスティング中は体に水分を溜め込む能力が下がっているので、サウナ中は特にこまめに水分補給をしてください。飲みながら入っているような感覚で構いません。

体内の水分を入れ替えて有害物質を排出するようなイメージです

3ー3.サウナに入る前にお風呂で体を温めておく

ファスティング中は体内からの熱産生量が下がっているので体温が下がり気味です。先に湯船に浸かることで、サウナに入った時に効果的に身体の深部から温まりやすくなります(入浴は半身浴で5〜10分程度)。

 4.ファスティング中のサウナにダイエット効果はある?

体脂肪

サウナに入って汗をかき体重が減った=痩せたというのは間違いです。それはあくまで体内の水分量が減っただけで、水分補給すれば体重は戻ります(水分補給しなければ脱水状態になってしまいます)。

多少は代謝が上がり脂肪も燃焼するかもしれませんが、かいている汗ほど体脂肪をエネルギーとして使っているわけではありません。

なので、どんなに長く入って汗を絞ろうとも、痩せているわけではないので注意してください。

サウナだけで痩せることは難しいですが、

  • 血流が良くなる
  • 老廃物が排出されて細胞が活性化する
  • 汗腺が活性化し汗をかきやすくなる

など、ダイエットに必要な効果を得ることはできます。ダイエットは運動や日常の活動量を増やすことが大切ですが、その土台作りのような効果があるのです。

5.ファスティング中は入浴も効果的

入浴

サウナよりもっと手軽なのが入浴です。サウナと同じように血流が良くなることで様々な効果が得られます。

ファスティング中の入浴のポイントは以下の通りです。

  • 38〜39℃で半身浴
  • 時間は15分前後
  • こまめに水分補給する
  • 保温効果やリラックス効果のある入浴剤を使う

サウナと同様で高温の入浴は避けてください。深部からしっかり温めるために38〜39度くらいの中温半身浴にしましょう。

お風呂にペットボトルなどを持ち込み、こまめに水分補給をしてください。15分の半身浴中に500mlのペットボトル1本分くらいを目安にしましょう。

5ー1.半身浴の効果

  • 腎臓への血流が良くなり、排尿が促される
  • 腸が温まり新陳代謝が活性化する
  • 冷えの解消

特に下半身を温めることで、デトックス効果が高まります。

5ー2.手軽な手浴足浴で冷え解消

普段冷え性の人はファスティング中は、より冷えを感じることがあります。そんな時は手軽な手浴足浴で身体を温めて冷え対策をしましょう。

手浴、足浴ともにやり方は同じです。洗面器などに42℃くらいのお湯を張り、手首もしくは足首から先を10〜15分くらいつけます。

1回でも構いませんが、できれば2〜3回くらい繰り返したほうが効果的です。途中、お湯の温度が下がったら足し湯しましょう。

最後に冷たい水を2〜3回かけると、内側から温める力が働きより体全体が温まります。

6.ダイエット効果を高めるなら運動をすること

体幹トレーニング

 

ファスティング中にダイエット効果を高めたいならサウナより運動をしましょう。運動をすることにより、「筋肉量減少を防ぐ・体脂肪をより多く減らす」といった効果を得ることができます。

ファスティング中の効果的な運動方法は次の通りです。

  • 1〜2日目は筋トレ中心
  • 3日目〜は有酸素運動中心

ファスティング1〜2日目までは筋トレ中心で、身体のグリコーゲンを早くなくすようにします。ファスティング3日目からは体脂肪を燃焼させるため有酸素運動中心にします。

ファスティング中はオーバーワークになりやすいので、決して無理をしないようにしましょう。

6ー1.筋トレ

大きい筋肉群を鍛えるようにします。普段運動習慣がない人は自覚強度で少しきつい程度で8〜12回、2〜3セットを目安に行ってください。

メニュー:腕立て伏せ、腹筋運動、背筋運動、スクワット
強度:自覚強度で「少しきつい」程度
回数:1種目8〜12回 2〜3セット

6ー2.有酸素運動

早歩き程度のペースで20〜60分程度。途中疲労を強く感じるようでしたら中断しましょう。

7.まとめ.

  • 体調が良好なときだけに入る
  • 中低温のミストサウナ
  • 時間を守る(10〜15分程度)
  • 水分補給はしっかりする
  • ダイエット効果アップなら運動をする

冬場のファスティングや冷え性の人には、非常に効果的な方法でもあるのでデトックスや新陳代謝向上にぜひ取り入れてみてください。