身近な食品添加物の種類と身体への影響

現在の多くの食品に使われているものが「食品添加物」です。私たち自身知らずに数多くの食品添加物を摂取していますが、多くのものが健康に影響を与えます。当たり前のように使われている食品添加物にはどんな種類と役割があるのでしょうか?

1.食品添加物とは?

食品添加物とは、それのみでは食品として食べられることはなく、食品の主要な材料としては用いられないもので、食品を製造、加工する際、色々な目的で食品に添加されるものです。

食品添加物は次のように分類されています。

  • 指定添加物
    安全性・有効性を確認し、国が使用を許可した添加物
  • 既存添加物
    長年使われた実績があると厚生労働大臣が認めたもので、継続使用を認めている添加物
  • 天然香料
    動植物から得られる天然の香料で、食品に香りをつけるのに使われる添加物
  • 一般飲食物添加物
    通常は食品として飲食されているものを添加物として使用する

2.食品添加物が太るわけ

食品添加物などの有害な物質は肝臓で無害な物質に分解して排泄します。体に入ってくる食品添加物は肝臓で解毒されるのです。単純な話、食品添加物の摂取量が多いほど、肝臓の負担が増えてしまいます。

肝臓は3大栄養素の代謝と合成、貯蔵という役割を担っており、肝臓の状態は代謝に大きく関わります。食品添加物の摂取で肝臓の負担が増えるほど機能が低下し、結果代謝が下がり太りやすくなるのです。すぐに体重に現れてどんどん太るわけではありませんが、徐々に太りやすい体質に変えていってしまいます。

ダイエットでは太らないように気をつけて食事をすることはもちろん、体の性能を下げてしまう有害なものから体を守ることも非常に重要なことなのです。

現代の食事事情では食品添加物は様々なところで使われています。今回は食品添加物が実際にどのような目的で使用されているのか?また、現在使用されている食品添加物の主な目的と種類をまとめていますので、参考にしてください。

3.食品添加物の役割と種類

食品の味を向上させる目的
調味料 グルタミン酸ナトリウム グルタミン タウリン
甘味料 サッカリン アスパルテーム カンゾウ抽出物 ステビア
酸味料 クエン酸 コハク酸 酒石酸 乳酸
苦味料 カフェイン ニガキ抽出物 ナリンジン
腐敗やその他化学変化による食品の変質を防ぐ目的
保存料 ソルビン酸 安息香酸 しらこたん白抽出物
酸化防止剤 ジブチルヒドロキシトルエン トコフェロール
防カビ剤 ジフェニル イマザリル オルトフェニルフェノール
栄養価の維持向上
アミノ酸類 アスパラギン酸ナトリウム アスパラギン
ビタミン類 アスコルビン酸 ニンジンカロテン
ミネラル類 亜鉛酸類 未焼成カルシウム 塩化カルシウム
食品の色彩や色味をつける
着色料 食用赤色2号 アナトー色素 ウコン色素 クチナシ色素
漂白剤 亜硫酸ナトリウム 硫酸カリウム
光沢剤 カルナウバロウ ミツロウ
香料 アセト酢酸エチル
食品の製造加工に必要
粘着剤 アルギン酸ナトリウム アラビアガム グァーガム
イーストフード 塩化アンモニウム 焼成カルシウム
ガムベース エステルガム エレミ樹脂
かんすい 炭酸カリウム 炭酸ナトリウム
pH調整剤 クエン酸 りんご酸
乳化剤 グリセリン脂肪酸エステル ダイズサポニン 植物性ステロール
膨張剤 炭酸アンモニウム 炭酸水素ナトリウム

4.食品添加物の表示

食品添加物を食品に使用した場合は、原則として一定のルールに従い表示する決まりになっています。商品には原材料名が表示してありますので、どんな食品添加物が使われているのかを確認することができます。

よく使われているのは「甘味料、着色料、保存料、酸化防止剤防カビ剤、増粘剤」辺りでしょうか。また最近よく見かけるのが、カロリ−0やカロリーオフ商品などで人工甘味料が使われているケースです。原材料名のところに甘味料(ステビア)などで記載されています。

ダイエットではカロリーが重要なことは言うまでもありませんが、カロリーが全てではありません。カロリーが高くても体に良くダイエット効果も高い食品はたくさんあります。だからといってたくさん食べてしまえば、カロリー摂取過多になってしまうので、量を制限するわけです。

反対にカロリ−0やカロリーオフと言っても体に良くないものが使われている商品はたくさんあります。「カロリーオフだからダイエット中にはいい」と思い摂っていると、カロリー摂取は抑えられるかもしれませんが、別の部分でダイエット効果を大きく下げてしまうことになります。

4ー1.表示のいらない食品添加物(表示免除)

次のような場合には、表示が免除されます。いろいろ難しいことが書いてありますが、注意していただきたいのは3番です。ダイエットの際には場合によってはサプリメントを摂ることもありますが、美容や健康効果を高めるものにも食品添加物は使われていることがあるのです。

1.加工助剤

食品の加工の際に添加されたが、①最終食品として包装する前に食品から除去されるもの。②食品に通常存在する成分と同じになり、食品中に天然に存在するその成分の量を有意に増加させないもの。③最終食品に極僅かなレベルでしか存在せず、その食品に何ら影響を及ぼさないもの。

上記のどれかに該当する場合は加工助剤となり表示が免除されます。

2.キャリーオーバー

①原材料(食品添加物を含む)に対して食品添加物の使用が認められている②その量が許可されている最大量を超えていない。③食品が原材料から持ち越される量より多量の該当食品添加物を含有しない。④持ち越された食品添加物の量が食品中で効果を発揮するのに必要な量より有意に少ない。

以上のすべての条件に該当する場合はキャリーオーバーとなり、表示が免除されます。ただし、調味料、甘味料、着色料のような味、匂い、色など五感に訴えるものは、一般的に最終食品で効果を発揮するので原料由来の場合であっても表示が必要になります。

3.栄養強化目的で使用された食品添加物 ※ダイエットとの関わり合いが強い

栄養強化の目的で使用されるビタミン、アミノ酸ミネラルといった食品添加物は表示が免除されます。
ただし、強化表示を行う場合には、健康増進法に基づく栄養成分表示ルールに従って追記しなければ
なりません。また、JAS法に基づく個別品質表示基準で表示が義務付けられている場合は表示が必要になります。

※健康増進法
健康増進法(平成14年8月2日法律第103号)は、国民の健康維持と現代病予防を目的として制定された法律。平成13年に政府が策定した医療制度改革大綱の法的基盤とし、国民が生涯にわたって自らの健康状態を自覚するとともに健康の増進に努めなければならない事を規定、制定したものである。(Wikipediaより引用、抜粋)

5.食品添加物から体を守るために

食品添加物から体を守る方法はきちんと原材料を確認する習慣をつけることと(無添加を使う習慣も大切)デトックスをしっかり行うことです。現代の食事情では有害なものを100%防ぐことは不可能です。健康志向が高まっていることもあり、保存料不使用、無添加など食品添加物を使わない商品も数多く出てきました。すべてとは言いませんが、できる限り無添加のものを使う習慣をつけることは健康のみならずダイエットにもつながるのです。

また体には有害なものを解毒したり排毒する機能が備わっています。それがデトックスです。先程お伝えした通り、解毒、排毒は主に肝臓の役割です。肝機能を高めるものを摂取することも意識していきましょう。肝機能強化に関する記事はこちら

またファスティングは最高のデトックスですので、定期的なファスティングも実践していきたいですね。ファスティングの詳しい内容はこちら

食品添加物から体を守ることはそれ自体が大きなダイエット効果につながります。また、太りにくい体質になるためにも大切なことです。今日からでもあなたの体の健康や美容を食品添加物から守っていきませんか。