年齢に負けない美しい体は正しい姿勢から

見た目の美しさは脂肪量が少なく引き締まっている、メリハリのあるボディラインなどの前に姿勢です。どんなにボディラインを整えても姿勢が悪ければ見栄えはしません。またダイエット効果も大きく下がってしまいます。今回は姿勢とダイエット効果の関係と日常で手軽にできる姿勢改善に重要なエクササイズをご紹介します。

外見の印象は姿勢

姿勢が悪いと年齢以上に老けて見えてしまうものです。いわゆる「猫背型」の悪姿勢は周囲に暗く老けた印象を与えてしまいがちです。あなたは「ものすごい美姿勢だけど少しぽっちゃりか、体のラインは細くキレイだけど姿勢はすごく悪い」もし自分の体、どちらか選べるとしたらどちらを取りますか?

もちろん「美姿勢と美ボディ両方がいい!」と思いますよね。しかし、多くの方がキレイな体になりたいと考えるとき、ボディラインだけを考えてしまいます。ウエストラインなどのお腹周囲とか細く締まったくびれなど・・・。

ボディラインを考えるのであれば、まず骨格ラインを整え良い姿勢を作ることが先です。年齢を重ねていき老化、体の衰えが問題になってくるとき若々しく見えるのは体型より姿勢です。どんなに細く体のラインを保っていようとも、姿勢が悪ければ、会った人はマイナス印象を持ちます。逆に多少プロポーションが甘くとも姿勢が良ければ、「姿勢すごくいいな」と会う人は好印象を持ちます。

姿勢とダイエットの関係

良い姿勢がもたらすダイエット効果には以下のようなことがあります。

  • 体液の循環が上がる
  • デトックス効果が上がる
  • 正しいからだの動きが生まれ運動効果が高まる
  • 日常生活の動作レベルが上がる

これらは全て代謝向上つまり消費カロリーUPにつながります。太りにくい体質には良い姿勢が必要不可欠です。「良い姿勢の方が運動効果が高い」「日常生活の動作が良くなる」というのはなんとなく分かりますよね。

では姿勢が良いとなぜ体液の循環が良くなりデトックス効果が高まるのかといえば、姿勢が悪いということはどこかしらに歪みを引き起こしており、その歪みが体液の循環を悪くします。姿勢が良くなることは、歪みが改善されることでもあるのです。

美姿勢をつくるのに食事は関係なし

美姿勢をつくるのに食事節制は必要ありません。ダイエットの時に多くの人が悩む食事の問題です。「えっ、食事制限しなくていいの?じゃあ、できるかも」はい、できます。もちろんトレーニングなどの努力は必要ですよ!

姿勢悪化のスタート地点

姿勢悪化のスタートはお腹です。コアと呼ばれる肋骨と腰骨の間の外骨がない部分がつぶれてしまっている状態です。コアが潰れてくると、徐々に上体も丸まりやすく、猫背や円背になってしまいます。

悪い姿勢(立位)

悪い姿勢

正しい姿勢

良い姿勢

姿勢悪化の原因となるコアは外側に骨がないので体を支えてくれません。では何が支えているかというと筋肉です。腹筋背筋とよく言われますが、厳密には違います。もっと深部の呼吸に関与している筋肉です。ここが弱化し重力に勝てず、まっすぐ立てずにつぶれてしまっているのです。

イスに座っているとき

お腹がつぶれている悪い姿勢

座っている時の悪い姿勢

コアがつぶれていない

I座っている時の良い姿勢

姿勢改善はお腹がつぶれないように、腹圧をしっかり保てるようにする筋力をつけることがまず第一です。背すじを伸ばすというより、お腹を立てる意識で頭が天井からひっぱられている意識が大切です。

呼吸エクササイズ

コアを鍛える最もシンプルかつ手軽な方法は呼吸エクササイズです。

  • エクササイズのフォーム
    仰向けに寝て膝を立てます。この時、腰骨の少し上辺りは床から少し浮いているのが正しい状態です。手の平を軽く入れるとわかりやすいです。簡単に言うとまっすぐに座っている状態が寝ているだけです。

呼吸エクササイズ

  • 腹式呼吸
    息を吸う時お腹が膨らみ、吐いた時萎んでいきます。お腹を風船のイメージにするとやりやすいですよ。吸う時胸式呼吸にならないように注意してください。
  • 逆腹式呼吸
    腹式呼吸の逆です。吸う時におへそを引っ込めるように(お腹を)凹まして、吐くときおへそを天井に押し上げるように(お腹を)膨らませます。腹式呼吸より、お腹を使う強度が上がり、お腹を動かしている感覚が強くなると思います。
  • ドローイン
    腹式呼吸で最後にもうひと押しお腹を絞るように凹まします。
    凹ました状態(腹圧が高い状態)で10秒間キープします。この時注意したいのが、呼吸を止めないこと。胸で呼吸するようにして、お腹が緩まないようにしてください。

全てのエクササイズで注意したいのは、手の平を当てている隙間をつぶさないこと(お腹をしっかり立てている状態をキープする)。手の平を押している感覚が出てしまうと、お腹が丸まってしまっています。

セット数
腹式呼吸  5回
逆腹式呼吸 5回
ドローイン 10秒×3セット
※呼吸は鼻で吸って鼻で吐きます。口呼吸はしません。

もう1つ簡単に実践できることがあります。歯磨きの時、イスに座りお腹をまっすぐ立てて行ってください。歯磨きは毎日の習慣ですので、毎日お腹を立てる習慣ができます。

あなたは姿勢のせいで見た目の印象だけでなく、トレーニング効果や日常生活の消費カロリーも損をしてしまってはいませんか?ダイエット成功のためにはまずは姿勢を見直していきましょう。