痙攣性便秘とは?原因と症状、解消法について

機能性便秘の1つである「痙攣性便秘」。女性だけでなく、男性もなりやすい便秘のタイプで、ストレス社会と言われている現代では誰もがなりやすい環境を備えています。ストレス型とも言われる痙攣性便秘の原因や症状の特徴、そして予防と解消法について解説していきます。

痙攣性便秘とは?

痙攣性便秘は機能性便秘の1種で、「ストレス型」とも言います。主にストレス性の要因で起こる便秘です。

ストレスがたまると自律神経が乱れやすくなります。多くの場合、交感神経が優位に働き、副交感神経が低くなります。腸は副交感神経優位の時に活発に活動するので、ストレス下で副交感神経が働かないと、腸の活動が弱まり便秘になってしまうのです。

便秘は比較的女性の方に多いのですが、痙攣性便秘は男性にもなりやすいことが特徴です。

便秘のタイプはいろいろあります。
⏩あなたの便秘のタイプは?

痙攣性便秘の原因

痙攣性便秘の原因は主に自律神経の乱れです。では日常生活で自律神経が乱れる原因にはどんなことがあるでしょうか?

日常生活で自律神経が乱れる原因

  • 過度なストレス
  • ストレス解消法がない
  • 起床時間がバラバラ
  • 起床時に朝日を浴びていない

痙攣性便秘になりやすい人の特徴

  • 失敗などを引きずりやすい
  • 完璧主義
  • 几帳面で真面目
  • ストレス解消が食べること飲むことだけになっている
  • 忙しすぎる(労働時間が長い)
  • 不眠気味

痙攣性便秘になりやすい人の特徴はストレスが溜まりやすい人です。

痙攣性便秘の症状

便秘と下痢を交互に繰り返す

過敏性腸症候群の主な症状でもあり、便秘と下痢を交互に繰り返すケースです。ストレスにより交感神経が優位になり便秘になったところで、急に副交感神経が強く働いてしまい下痢になってしまうといったような、過度に交感神経と副交感神経のバランスが崩れている状態です。

腹痛

大腸が過剰に動いていることが原因なので、食後に下腹部あたりに痛みが出ることがあります。

腹部の張り、膨張感

腹部に張りや膨張感を常に感じることもあります。

硬くコロコロした便が出る

大腸が正常に働かないため、便がうまく運ばれず水分が吸収され、コロコロした硬い便になりがちです。

痙攣性便秘の時にやってはいけないこと

痙攣性便秘は大腸のトラブルで起きている便秘ですが、一般的な「ぜん動運動が起きていない」パターンと違い、過剰に働いてしまっているケースです。

なので、より活発に動かそうとするようなことは悪化させる恐れがあります。

不溶性食物繊維の過剰摂取

便秘解消には食物繊維の摂取が重要ですが、多くの場合水溶性食物繊維を摂ることが必要になります。不溶性食物繊維には腸のぜん動運動を促す効果があるので、取りすぎには注意してください。

不溶性食物繊維が多く含まれている食品
豆類(インゲン豆、ひよこ豆、小豆)トウモロコシ、きくらげ

摂るのであれば水溶性食物繊維を多く含む食品を摂るようにしてください。

痙攣性便秘の予防と解消法

痙攣性の予防、解消はストレスの対処も含めて「自律神経のバランスを乱さないようにする」これに尽きます。

朝日を浴びる

同じ時間に起床し朝日を浴びることは自律神経を整えるのにとても大切です。人の体内時計は24時間よりも少し長いと言われています。それを朝日を浴びることでリセットできるのです。

湯船に浸かる

シャワーだけになりがちな人もゆっくり湯船に浸かる習慣をつけましょう。リラックス効果があり副交感神経が優位に働きやすくなります。

入浴は38〜40℃程度の中温で15〜20分くらいゆっくり浸かるようにします。温度が高いと逆に交感神経が活発になってしまいますので注意してください。

良い睡眠を心がける

⏩快眠のコツ|今すぐできる7つの方法

趣味を作る

ストレスは誰しもがあります。重要なことは発散方法があるかどうかです。ストレスを上手に解消できる趣味をみつけましょう。また趣味を楽しむ時間が取れるような生活のゆとりも大切です。

 

便秘解消に関してさらに詳しく
⏩薬の頼らない便秘の解消法

 

まとめ

現在、自律神経が乱れやすいライフスタイルになっていないか?まずはチェックしてください。便秘は一般的に硬くなって出ないというイメージがありますが、痙攣性便秘は下痢の症状もあります。

よく下痢してしまう場合は便秘でなくても自律神経の乱れのサインかもしれません。先ずは生活習慣を見直してみましょう。